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ワークスタイル変革で従業員のロイヤルティ・生産性向上を目指す

従業員の生産性向上を左右する! ロイヤルティとは?

ロイヤルティ(Loyalty)には、忠誠心や思い入れ、愛着などという意味があります。
ビジネス用語としては、特定のブランドに対して顧客の信頼が厚い様子や、所属企業に対して従業員の愛社精神が旺盛な様子を指して「ロイヤルティが高い」と表現します。

ちなみに、1文字違いのロイヤリティ(Royalty)は、例えば特許権、商標権、著作権など特定の権利の利用者が、権利の保持者へ支払う対価を指します。両者は意味がまったく違いますので、注意が必要です。

従業員のロイヤルティ向上は、ワークスタイル変革があってこそ

今の時代を生き抜く企業にとって、従業員が仕事をしっかりとこなし、家族との触れ合いや自分のための余暇を十分に取得できる環境づくりをすることは大きな課題と言われています。

この課題を企業がクリアしたうえで、従業員は経営方針に沿って、自分の会社や仕事に対するロイヤルティを高く保ち、真剣に仕事に取り組んでいくのが本来の企業と従業員のあるべき姿です。

ワークもライフも有意義に過ごす 企業は環境・風土の整備を

従業員の中には、ワーク・ライフ・バランスを「単に余暇を増やすこと」だと誤解している人もいるかもしれません。ワークは適当にこなし、ライフは遊び呆けているばかりでは、企業にとっても従業員にとっても生産的な取り組みとは言えません。

ワーク・ライフ・バランスは、自分の人生そのものを見つめ、ワークもライフもその人にとって良いバランスで、心と身体を健康に保つという考え方です。企業はそのための制度や風土づくりに注力し、従業員がライフでは家族と触れ合う時間を作ることや、リフレッシュや自己研鑽などで有意義に過ごせること、そしてワークにおいては信頼感ややりがいを感じていきいきと臨めること。これが、ワーク・ライフ・バランスが向上した企業・個人の姿といえます。

上司から率先してワーク・ライフ・バランスを実践しよう

ワーク・ライフ・バランスをしっかりと推進し、なおかつ社員のロイヤルティ向上に成功している企業の多くには、必ずと言っていいほど共通点があります。それは、上司が率先垂範して模範的なワーク・ライフ・バランスのスタイルを実践していることです。

ワーク・ライフ・バランスの実践は、例えば上司が仕事と余暇をきっちりと使い分け、十分な休暇を取得する。その休暇は家族との触れ合いや体力づくり、リフレッシュ法の実践、自分を高めるための学びなど、直接ではなくても仕事のモチベーションにつながるものに使うなどが挙げられます。

部下には自然にその様子を伝え、自分のスキルアップにつながる余暇の過ごし方が大切だと理解させること、またその過ごし方のモデルを上司自らが示すことが、職場の風土づくりには効果的です。

ロイヤルティの高さがワーク・ライフ・バランスの実践を助ける

上司の振る舞いが重要なのはワークの面でも同様です。ワークとライフがバランスをとれるのは、企業の業績が順調に推移してこそ。従業員の各々に生産性を上げさせることで、業績を下げることなく残業や休日出勤を回避し、効率の高いワークと、十分なライフでバランスを取っていけるようマネジメントしなければなりません。

もし、どうしても残業を要するような緊急事態となれば、部署のメンバーで仕事を分担し合い、特定の人員に負担が偏らないよう采配するのも上司の大事な役目です。これも、日頃から従業員のロイヤルティを高く保つことができていれば、快く引き受けてもらえることでしょう。

「ワーク・ライフ・バランス」と「従業員のロイヤルティ向上」を両立してこそ、企業の成長があることを経営陣も従業員も皆が理解することが重要です。

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【監修者】熊倉 利和

一般社団法人日本IKIGAIデザイン協会 代表理事/IKIGAI WORKS株式会社 代表取締役/IKGAI広場 編集長

新卒であさひ銀行(元りそな銀行)に入行後、慶應義塾大学大学院(MBA)を経て、セルメスタに転職、2011年に代表取締役に就任。2021年、IKIGAI WORKS株式会社を設立。
健康経営伝道師として350社と750万人にデータヘルス計画や健康経営のコンサルティングを実施。生きがい・働きがいを持って経営を推進するトップランナーらとのインタビューや講演、イベント開催など健康経営や働きがいの普及啓発に取り組む。今では健康経営、ウェルビーイング、人的資本経営を包含し、「IKIGAI経営」の普及啓発へ公私ともに邁進。IKIGAIオタクとしてすべての社会に「生きがい」を広めることを生業とする。