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【シリーズ:健康経営と大学連携】自分軸を探求するためのダイアログ〔谷本彩葉 編〕

かちぞうゼミ(※)の一環として実施されている健康経営の広場と関西学院大学の松本ゼミ生とのPBL活動(PBL:Problem Based Learning)。今回は、ゼミ生が「子供の頃から熱中していたことは?」「どんな社会人になりたいか?」「ホワイト企業をインタビューして何を思ったか?」という質問に答えながら、自分が本当にやりたいこと、仕事に求めるものは何かを考えていきます。

かちぞうゼミ(※)の一環として実施されている健康経営の広場と関西学院大学の松本ゼミ生とのPBL活動(PBL:Problem Based Learning)。今回は、ゼミ生が「子供の頃から熱中していたことは?」「どんな社会人になりたいか?」「ホワイト企業をインタビューして何を思ったか?」という質問に答えながら、自分が本当にやりたいこと、仕事に求めるものは何かを考えていきます。

〔講師〕

熊倉 利和(健康経営の広場 編集長/IKIGAI WORKS代表取締役)

〔受講者〕

谷本彩葉(関西学院大学 商学部 3年生)

英語とサークル活動で世界を広げる

熊倉:彩葉が子供の頃から熱中していたことって何?

谷本彩葉:二つあります。一つが英語の学習。英語というツールが自分に一つ増えることで、話をできる人の幅も広がりますし、多くの経験もできるようになります。そのことに英語を学ぶ意義を感じています。

もう一つは、最近、熱中し始めたことなのですが、『会計研究会』での活動。『会計研究会』は約400人が所属する商学部を代表するサークルと言われているのですが、私は幹部をさせていただいています。

どうすれば400人をマネジメントできるか、どうやってメンバーを増やしていくかといったことは難しくもあり、楽しくもありました。お陰でこの1年間、サークル活動にも熱中することができました。

熊倉:英語のスキルを磨くことで自分の可能性を広げていく。サークルの幹部としてリーダーシップを発揮する。彩葉はコミュニケーションを大事にしている印象を受けるね。

谷本彩葉:そうですね。サークルにおいても、物事を円滑に進めていくためにはコミュニケーションがとても大切だと思っています。報連相などの当たり前のことをきちんとすることが、物事を前に進めるためには欠かせないと思います。

熊倉:その通りだね。400人という大きなサークルの中には、自分が目立ちたいという人もいるだろうし、組織を円滑に運営することに喜びを感じる人もいる。400人いれば400パターンのワクワクがある。何が自分にとってワクワクすることなのか、彩葉には考え続けてほしいな。

ワクワクと密な人間関係を大切にしていきたい

熊倉:どんな社会人になりたい?

谷本彩葉:学生心を忘れない社会人です。学生心という意味には、二つあります。一つは、熊さんが言ったように自分がワクワクできることです。私は好奇心旺盛で、これまでも様々なことに挑戦してきました。例えば、英語の学習をする中で小学生の時に留学も経験しましたし、大きなサークルの幹部になることも挑戦。何か新しいことをする時に心が沸き立ちますので、社会人になっても挑戦することを忘れず、ワクワクし続けたいと思います。

二つ目は、密な人間関係。これまでも先輩後輩などの壁をつくらず、人間関係を築くことに力を入れてきました。そういう人との関わり合いが自分のモチベーションにもなっていますので、社会人になっても密な人間関係を大切にしていきたいですね。

働きがいを大切にする企業が生き残る

熊倉:社員の健康や働きがいを大切にするホワイト企業を取材してみてどうだった?

谷本彩葉:私は今回のプロジェクトに参加する前、健康経営という言葉自体、知りませんでした。それが健康経営に取り組んでいるホワイト企業にインタビューさせてもらう中で、様々なことを学べました。

例えば、社員一人ひとりの健康が守られていることは、会社の商品の質を担保することにもなりますし、業績にも影響します。企業にとって社員の健康は大きな鍵になっていると言えます。

社員の働きがいについて思うことは、働きがいを大切にする企業こそが、これからの時代、会社を存続させていくことができると感じました。私たちのように就活中の大学生にとっても魅力的ですし、こういう会社で働きたいと思わせてくれます。また、健康経営に取り組む企業は、消費者からも好感を持ってもらえます。そうやって周りからの評価が高まり、会社を継続していくことができるのではないでしょうか。

熊倉:まさにその通り。健康経営の本質を理解できているね。ホワイト企業では、働きがい、生きがいという自分軸を大切にしながら働ける。一方、他人軸で仕事をしていると、働きがい、生きがいは生まれにくい。

谷本彩葉:他人軸とは、具体的にどのようなことですか?

熊倉:就活でいえば、周りからチヤホヤされたり、親を安心させるためだけに知名度や安定性の高い会社を選んでしまうということだね。

谷本彩葉:なるほど。親の期待ということはあまり意識していません。自分のやりたいことや強みを発揮できるか、成長できるかという自分軸を重視しています。

熊倉:今回のダイアログはその自分軸の気づきになった?

谷本彩葉:そうですね。今までも自分軸を大切にしてきましたが、自分軸と他人軸のバランスも考えながら会社選びをし、そこでどうやって活躍していけるかを考えていきたいと思っています。

【振り返り】

ホワイト企業へのインタビューや座談会を通じて、健康経営や社員の働きがい、生きがいを大切にする企業の施策や想いについて学んでいる松本ゼミ生たち。今回の熊倉とのダイアログは、自分自身が本当にやりたいこと、大切にしている価値観を探求していくものです。何をすることが生きがいになるのかというのは、子供の頃から熱中してきたこととリンクしており、そこを掘り下げることで、自分が本当にやりたい仕事、働きたい会社も自ずと見えてきます。規模や知名度、安定性で選ぶというこれまでの価値観だけでなく、本当にワクワクした気持ちになれるかどうかという自分軸で選ぶ就職観の醸成もダイアログの目的です。
(※)産学連携かちぞうzemiは、一般社団法人そばくりラボ主催の「かちぞう企画」の一つで、産学連携で価値創造にチャレンジする実践的なPBL活動(PBL:Problem Based Learning)。より良い社会の構築を目指して価値創造するための実践的な調査研究活動に、学生がチーム単位で半年間かけて取り組む。

監修者画像

【監修者】熊倉 利和

一般社団法人日本IKIGAIデザイン協会 代表理事/IKIGAI WORKS株式会社 代表取締役/IKGAI広場 編集長

新卒であさひ銀行(元りそな銀行)に入行後、慶應義塾大学大学院(MBA)を経て、セルメスタに転職、2011年に代表取締役に就任。2021年、IKIGAI WORKS株式会社を設立。
健康経営伝道師として350社と750万人にデータヘルス計画や健康経営のコンサルティングを実施。生きがい・働きがいを持って経営を推進するトップランナーらとのインタビューや講演、イベント開催など健康経営や働きがいの普及啓発に取り組む。今では健康経営、ウェルビーイング、人的資本経営を包含し、「IKIGAI経営」の普及啓発へ公私ともに邁進。IKIGAIオタクとしてすべての社会に「生きがい」を広めることを生業とする。