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「健康経営の広場」WEBサイトリニューアル! 〜発起人の思いと、今後の展望について〜

「健康経営の広場」のWEBサイトが2月中旬にリニューアルしたため、そのお披露目も兼ねてコミュニティメンバーを集めたイベントを企画していたが・・・
2020年2月27日、東京・芝浦で開催予定であった第5回コミュニティ・ダイアログは、新型コロナウイルスの影響で残念ながら延期に。そこで、オフラインでのイベントに代わる形で急遽開かれたコーディネーターチームによる緊急オープン・コーディネーター会議。会議の様子を動画で撮影し、コミュニティメンバーへ限定配信するチャレンジは本プロジェクトにおいて初めての経験となった。
動画の中では、健康経営の広場が理念として掲げる『生きがい組織』や、今後開催予定のイベント(フェス・シンポジウム)など、本来であればコミュニティダイアログで話し合う予定であったテーマについて発信が行なわれた。

[参加者(事務局)]
■熊倉 利和(株式会社セルメスタ 代表取締役社長)
■須子 善彦(マイプロジェクト株式会社 Founder 兼 代表/NPO法人ブラストビート 理事)
■橋田 知世(株式会社こいこい 代表取締役)


1.改めて『生きがい組織』とは?


須子:
2月中旬に『健康経営の広場』のWEBサイトがリニューアルしたため、当初はそのお披露目も兼ねて、本日はコミュニティイベントを開催する予定でした。本来でしたら直接みなさんにお伝えし、意見交換をしたかったのですが、新型コロナウイルスの影響を踏まえて急遽「緊急オープン・コーディネーター会議」と称した動画での配信方法に切り替えさせていただき、今後の『生きがい組織』としての展望や活動内容について、できる限りシェアしたいと思います。

それでは、『健康経営の広場』のコミュニティオーナーである熊倉さん、よろしくお願いします。

熊倉:
はい、わかりました。今、出ました『生きがい組織』ですが、『健康経営の広場』なのに、なぜ『生きがい組織』なのか、健康経営とどういう関係があるのか、特にこれまでコミュニティダイアログにご参加いただいていない方には、分かりにくいと思いますので、改めて『生きがい組織』についての説明をさせていただきます。

まずWHO(世界保健機関)は健康について、「病気ではない、弱っていないということだけでなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」と定義しています。

つまり、身体的な健康、精神的な健康、そして社会的な健康が満たされてこそ、本当の意味での健康であるということ。ですが、これまでの健康経営の潮流としては、身体的健康と精神的な健康のみがクローズアップされている。そこで今後、社会的な健康を満たしていくことが大切なのではないかと、過去4回のコミュニティダイアログを通じてみなさんと話し合ってきました。

では、社会的健康とは何かというと、私たちは仕事を通じて社会と関わり合いを持っていますので、どういった価値観で仕事に取り組んでいくか、ということが非常に重要になるのではないでしょうか。

たとえば、お金を稼ぐためだけに働いている人もいるでしょうし、その仕事にやりがいを感じて働いている人もいる。あるいは、会社の人たちや仲間と一緒に何かを成し遂げることが好きという人もいるでしょう。さらに、自分のした仕事が、次の世代、子供たちのためになるということに意義を見出す人もいる。

そのどれもに意味のあることだと感じていますが、中でも私たちは、「生きがい」を大事にしながら働く方や組織を応援する活動を行っています。


仲間・次世代・子供などがキーワードとなるようなやりがいのある仕事に取り組む方同士をつなげたり、自分の子供にも自身が勤める会社に入ってもらいたいと思えるような職場環境をつくろうとする組織を『生きがい組織』と呼び、より多くの方に知ってもらえるための取り組みを始めようとしていたり、と。

このような想いの背景から健康経営の広場は今回WEBサイトをリニューアルし、「働き方改革から始まる、生き方改革へ」とサブタイトルを付け、「生きがいをもって働く人や組織を応援するプラットフォーム」として再定義するに至りました。

健康経営の広場が目指す世界観


2.『生きがい組織』を日本中に広めていくために


熊倉:
『生きがい組織』の活動を広めていく上で一つの目安としては、5年後、『生きがい組織』に共感し、実践する人たちを何千人、何万人と増やしていき、市民権を得ているという状態まで持っていきたいと考えています。

そのためには、健康経営でいえば、健康経営銘柄やホワイト500と同じように『生きがい組織銘柄』といったものが出てきてもいい。『生きがい組織』を推進する企業が集まるコンソーシアム(同じ目的を持った仲間。事業共同体)も必要となる。

また、身体的健康であれば、スポーツジムのインストラクターが指導してくれますし、精神的な健康であれば、カウンセラーがサポートしてくれる。それと同じように、社会的健康をサポートする『生きがいキャリアコンサルタント』といった職業も生まれてくるでしょう。


須子:
さらに、生きがい組織を運営する経営者、生きがいを持って働いている人たちのことを『イキカタリスト』、健康づくりをサポートし、課題を解決できる人を『ソリューションパートナー』、そしてこれらの考え、取り組みに共感する人、企業を包括して『アンバサダー』と名付け、『生きがい組織』をご一緒に推進する体制を整えているところです。


熊倉:
また、2020年5月〜6月を目処にフェスのような一般参加型イベントを開催しようと準備を進めています。これは、『健康経営の広場』『生きがい組織』の掲げる理想を実現させるための第一歩として、ビジョンに共鳴する実践者のみなさんに集まっていただこうというもの。

健康経営や生きがい組織の実践企業だけでなく、ソリューションを提供している人や企業、さらに健康経営や生きがい組織を推進する企業で働きたいと思っている人、企業の人事担当者にご参加いただき、就活生、転職希望者と企業のマッチングプロジェクトもスタートさせたいと思っています。

社会的健康を満たすためには、様々なテーマが関わってきます。たとえば、健康経営、生きがい組織、 働き方改革などはもちろん、ダイバーシティ、SDGs、ティール組織、食育、メンタルヘルスなど、それぞれに関連しそうな方はぜひご参加いただき、シンポジウムやパネルディスカッションなどを通じて、活発に意見交換をしていきたいと考えています。


橋田:
今回は動画を通じて発信させていただくこととなりましたが、ご覧いただいた方々からのフィードバックを反映しながら、次回のコミュニティイベントやフェスなど、より充実した場を設けていきたいと思っています。


須子:
今日お話した内容は、まだ素案の段階。これからみなさんと一緒にブラッシュアップしながら、作り上げていきたいと思います。ですから、「ここは、こうしたらいい」「私はこういう関わり合いができる」といったことも含め、下記サイトから、ご意見・ご感想をフィードバックいただければ幸いです。

http://bit.ly/0227ikigai