

健康経営のマッチングイベント!『データヘルス・予防サービス見本市2020』が開幕<前半>
2019年11月に東京で開催された「データヘルス・予防サービス見本市2019」では、主催者セミナーとして厚生労働省健康局健康課課長の神ノ田昌博さん、同医政局歯科保健課歯科口腔保健推進室室長の宮原勇治さん、同老健局老人保健課介護保険データ分析室室長の北原加奈子さん、同保険局医療介護連携政策課医療費適正化対策推進室室長の新畑覚也さんがそれぞれプレゼンテーション。さらに後半には、来場者からの事前アンケートを基に「健康無関心層へのアプローチ方法について」と「人生100年時代へ向けた健康づくりにはどんな取り組みが効果的か」の二つのテーマについて、意見を伺いました。以下では、その後半の模様を収録しました。
会場となったのは、水都大阪ならではの景観に満ちた中之島エリアにあるグランキューブ大阪。およそ50事業者が集結し、特設ブースから健康経営の悩みを解消するヒントや、ヘルスケアの最新情報を発信。体験イベントやセミナーを通じ、各事業者が推進する予防・健康づくりサービスのプレゼンテーションを行いました。
厚生労働省が主催するこの見本市は、参加者の満足度が高く、平成27年から首都圏会場を中心に毎年開催されています。
6回目となる今年も、健康経営・データヘルス計画に関連する事業者が一堂に会し、医療保険者や自治体とのビジネスマッチングの機会が豊富に創出された有意義な2日間となりました。
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1. withコロナ時代の予防イベントとして
『データヘルス・予防サービス見本市2020』の会場となったのは、グランキューブ大阪の3階イベントホールと10階にある3つの会議室です。
3階のイベントホールは天井が高く広々としており、およそ50事業者の展示ブースが配置。一角には、距離を保って話せる商談スペースが設置されています。健康経営や従業員の病気予防の施策について興味をもつ来場者がほとんどであるため、熱心にサービスの説明を求めたり、ブース内セミナーへ参加したりする積極的な姿勢が印象的でした。

特筆すべきなのが、健康・予防イベントの趣旨にふさわしい万全の新型コロナウイルス感染症対策です。イベントへの参加は完全事前登録制・入替制となっており、徹底して密を回避した体勢で行われました。入場予約の終了時刻が近づくと、会場アナウンスで「〇〇時に入場の方は、退場の時間が近づいています」と促されます。
また、10階会議室で行われるセミナーのスケジュールや概要は事前に告知されており、参加希望者は登録制で会議室へ入室できるシステムです。セミナー会場の椅子の配置にもしっかりと間隔が取られ、随所に消毒液を配置。
予防サービス事業者が集うイベントとあって、アルコール除菌ウェットティッシュなど、除菌アイテムの配布サービスも行われていました。

