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【シリーズ:健康経営と大学連携】自分軸を探求するためのダイアログ〔宮武 駿 編〕

かちぞうゼミ(※)の一環として実施されている健康経営の広場と関西学院大学の松本ゼミ生とのPBL活動(PBL:Problem Based Learning)。今回は、ゼミ生が「子供の頃から熱中していたことは?」「どんな社会人になりたいか?」「ホワイト企業をインタビューして何を思ったか?」という質問に答えながら、自分が本当にやりたいこと、仕事に求めるものは何かを考えていきます。

かちぞうゼミ(※)の一環として実施されている健康経営の広場と関西学院大学の松本ゼミ生とのPBL活動(PBL:Problem Based Learning)。今回は、ゼミ生が「子供の頃から熱中していたことは?」「どんな社会人になりたいか?」「ホワイト企業をインタビューして何を思ったか?」という質問に答えながら、自分が本当にやりたいこと、仕事に求めるものは何かを考えていきます。

〔講師〕

熊倉 利和(健康経営の広場 編集長/IKIGAI WORKS代表取締役)

〔受講者〕

宮武 駿(関西学院大学 商学部 3年生)

責任の重いキーパーだからこそやりがいを感じる

熊倉:駿が子供の頃から熱中してきたことってある?

宮武 駿: はい。5歳から始めたサッカーです。サッカーは11人でするスポーツ。水泳などの個人競技なら、自分の努力がそのまま結果に結びつきますが、サッカーは誰か一人うまくてもチームが勝てるとは限りません。みんなと一緒に練習に取り組み、勝利を目指すことに楽しさ、やりがいを感じてきました。

熊倉:なるほど。サッカーはチームで結果を出すものだけど、ポジションも違うし、点を取って目立ちたいと思う人もいるだろう。駿はどんな気持ちでサッカーに取り組んできたの?

宮武 駿:僕はずっとキーパーでしたので、あまり目立たないポジションとも言えます。キャプテンをしていたので、チームをまとめるといったことでリーダーシップを発揮することはありましたが、プレーで自分が目立とうとはあまり考えてこなかったかもしれません。

熊倉:キーパーは点を取られなくて当たり前というところがあって、逆に点を取られたら戦犯扱いを受けたりもするよね。

宮武 駿:その通りです。ですから人からも「なぜキーパーをしていたの?」と聞かれることがありますが、責任が大きいからこそやりがいを感じてきました。例えば、スーパーセーブをしたり、PKを止めたりして「お前のお陰で勝てたよ!」と言ってもらえる喜びのほうが、負けた時に責任を負わされることよりも大きい。みんなから頼られたり、感謝されたりした時の嬉しさ、喜びは何事にも代えられません。

挑戦心を忘れず、みんなを支える存在に

熊倉:どんな社会人になりたいと思っている? また働くことになる企業や組織に期待することは?

宮武 駿:一つは、現状に満足せず、常に挑戦できる社会人です。ですから、「お前のやりたいことならやってみろ」といった懐の深さや、挑戦をサポートしてくれるような環境があるところがいいですね。

もう一つは、お客様や一緒に働く仲間を陰からも支えられる存在になりたいです。これも、試合に出てゴールを守ることがやりがいだったのに、怪我で出られない時期があったというサッカー部での経験の影響があるかもしれません。

試合に出られない時期、どうすればチームに貢献できるだろうかと考え、部室の掃除をしたり、水分補給などで選手のサポートをしました。それで、自分がプレーできなくても、練習しやすい環境づくりをすることにもやりがいを感じるようになっていきました。今はボランティアで母校のサッカーのコーチをしていますし、人のために行動するのも悪くないと感じるようになっています。

自分軸に合った企業を見極める

熊倉:健康経営に取り組むなど、社員を大切にするホワイト企業をインタビューしてみて何を思った?

宮武 駿:僕はワダカルシウムさんにインタビューさせていただきました。インタビュー前は、健康経営によって採用面などでメリットが出ているのではないかと想像していました。それが、事業そのものと健康経営がリンクし、ビジネスそのものにも好影響があることを知り、感動しました。

このように健康経営に取り組む企業は今後、必ず増えていくと思います。優秀な人財を獲得できるのはもちろん、その企業に投資するかどうか決める際にも、健康経営に取り組んでいるかどうかが大きな判断材料になってくると思います。

熊倉:駿自身は、どんな軸で就活をしている? 

宮武 駿:そうですね。やはり自分の軸になっているのは、挑戦できることと、人から頼られる仕事であることです。

熊倉:なるほど。そういった自分がワクワクできるかどうかという自分軸で企業や仕事を選ぶ方法があるね。一方、単に企業の知名度や給与、安定性などの他人軸で選ぶ方法もある。

宮武 駿:そうですね。家族を支えるためには給与なども大事になると思います。

就活を始めた頃は、そういった他人軸で企業を見ていましたが、インターンなどを経験するうち、自分の軸をしっかり持たないといけないと感じるようになりました。自分が大切にしている価値観と、働く企業にギャップがあることに入社してから気づいても遅い。企業の人にじっくりお話を聞くなどして、自分軸と合っている会社なのかどうか見極める必要があると思っています。

【振り返り】

ホワイト企業へのインタビューや座談会を通じて、健康経営や社員の働きがい、生きがいを大切にする企業の施策や想いについて学んでいる松本ゼミ生たち。今回の熊倉とのダイアログは、自分自身が本当にやりたいこと、大切にしている価値観を探求していくものです。何をすることが生きがいになるのかというのは、子供の頃から熱中してきたこととリンクしており、そこを掘り下げることで、自分が本当にやりたい仕事、働きたい会社も自ずと見えてきます。規模や知名度、安定性で選ぶというこれまでの価値観だけでなく、本当にワクワクした気持ちになれるかどうかという自分軸で選ぶ就職観の醸成もダイアログの目的です。

(※)産学連携かちぞうzemiは、一般社団法人そばくりラボ主催の「かちぞう企画」の一つで、産学連携で価値創造にチャレンジする実践的なPBL活動(PBL:Problem Based Learning)。より良い社会の構築を目指して価値創造するための実践的な調査研究活動に、学生がチーム単位で半年間かけて取り組む。

監修者画像

【監修者】熊倉 利和

一般社団法人日本IKIGAIデザイン協会 代表理事/IKIGAI WORKS株式会社 代表取締役/IKGAI広場 編集長

新卒であさひ銀行(元りそな銀行)に入行後、慶應義塾大学大学院(MBA)を経て、セルメスタに転職、2011年に代表取締役に就任。2021年、IKIGAI WORKS株式会社を設立。
健康経営伝道師として350社と750万人にデータヘルス計画や健康経営のコンサルティングを実施。生きがい・働きがいを持って経営を推進するトップランナーらとのインタビューや講演、イベント開催など健康経営や働きがいの普及啓発に取り組む。今では健康経営、ウェルビーイング、人的資本経営を包含し、「IKIGAI経営」の普及啓発へ公私ともに邁進。IKIGAIオタクとしてすべての社会に「生きがい」を広めることを生業とする。