

【IKIGAI×産学連携】かちぞうゼミ2025に今年度も参画!京都産業大学 森口ゼミとマッチング!!
関西大学横山ゼミ主宰の「かちぞうzemi2025」が、今年度もいよいよ始動しました。2025年6月8日には、活気あふれる関西大学梅田キャンパスにて、盛大なキックオフイベントが開催され、多くの参加者が集いました。
IKIGAI WORKS株式会社は、この「かちぞうzemi2025」において、京都産業大学森口ゼミに所属する7名の学生のみなさんと共に、新たなプロジェクトに取り組むことになりました。
【参加者】
京都産業大学森口ゼミ チーム名「ハッピーターン」メンバー:伊藤 ゆうきさん、金子 緩人さん、岸本 たいきさん、澤 綾乃さん、中村 朱結さん、森本 初音さん、涌嶋 悠人さん(五十音順
IKIGAI WORKS株式会社:熊倉 利和(代表取締役)渡辺 由美子(事業統括責任者)
1.価値創造ゼミ=かちぞうzemiで産学連携に挑戦!

学生と企業の熱気に満ち溢れる会場で、一般社団法人そばくりラボ主催の「第11回かちぞうzemi(※1)キックオフミーティング」が開幕。関西大学横山ゼミ生の進行のもと、企業と学生が約半年間の共創プログラムを開始します。
民間企業8社が参加し、3大学4ゼミの学生さんたちとマッチングしていきます。学生視点の「斬新な」アイデアで企業を「びっくりさせる」ような取り組みへ、企業からの期待も高まっています。
当日の流れは、各企業が会社紹介と取り組む社会課題の説明を行い、質疑応答。全社登壇の後に、学生が希望する組織をドラフト形式で指名する流れとなります。
【学生参加一覧】 全4ゼミ 8チーム
- 関西大学 横山ゼミ
- 近畿大学 金ゼミ
- 京都産業大学 柴野ゼミ
- 京都産業大学 森口ゼミ
【民間企業参加一覧】 全8社
- 株式会社明成孝橋美術
- 三嶋商事株式会社
- IKIGAI WORKS株式会社
- コクヨマーケティング株式会社
- 株式会社 TRUST Relation
- 株式会社 コンピュータ技研
- 株式会社 グランディーユ
- えむすび 株式会社
2.何のために生まれて、何をして生きるのか――「生きがい」を社会の原動力に

IKIGAI WORKSの渡辺が登壇し、次のように語りました。
わたしは、「何のために生まれ、何のために生きるのか」という根源的な問いをライフテーマとし、自身の「ワクワク」を活動の源泉としています。
「自分が幸せでなければ、人を幸せにすることはできない」という考えのもと、まずはわたし自身の心と向き合い、大切にすることから始めています。人は「IKIGAI」を根っこに持っている人ほど、しなやかでたくましいと信じており、IKGIAIに通じる「働きがい」や「やりがい」には、幸せな社会を築くための源泉があるとわたしは捉えています。
そこで、このかちぞうゼミの活動を通して、わたしたちIKIGAI WORKSが学生のみなさんとともに解決を目指す社会課題は、日本の働きがいに関する現状へのアプローチです。
米国ギャラップ社の調査では、日本人のわずか6%しか働きがいを持っていないという衝撃的な結果が出ています。残りの94%の人々の「熱意を燃え上がらせたい」という強い思いを抱いています。より多くの人々が働きがいを持って働ける社会が実現すれば、現在の日本の厳しい状況も打破できるとわたしたちは信じています。
「IKIGAI」という概念は、わたしたちが開発した独自の「IKIGAI mandara」に集約されており、「好きなこと」「得意なこと」「稼げること」「誰かの役に立つこと」の4つの要素が重なり合う中心に、自分自身の「IKIGAI」があるという考え方です。
このIKIGAI mandaraを通じて、まず学生のみなさんご自身の「IKIGAI」を見つける体験をしていただきたいと考えています。
そして、「IKIGAI」とは何なのか?なぜ社会に必要なのか?あるいは必要ではないのか?といった価値観を深く議論することで、「IKIGAI」が、どのように社会で活かされ、どのようなエネルギーとなり得るのか、共に考え、新たな可能性を見出していきたいと強く期待しています。
3.ワクワクとドキドキの「マッチングドラフト会議」

キックオフイベントの終盤はいよいよ「マッチングドラフト会議」です。
学生は希望組織を記入し、1巡目の指名が行われ、指名が重複しなかった企業とゼミは即座にマッチングが決定となります。
わたしたちIKGIAI WORKSは一巡目で京都産業大学 森口ゼミ2回生7名のチーム「ハッピーターン」に選ばれました。
学生さんたちからは、「枠に囚われない考え方がよかった」、「人柄が良さそう」、「プレゼンの熱量を感じた」、「フィーリングで生きてることに惹かれた」と、ほかとは違った毛色に好評をいただきました。
このプロジェクトでわたしたちIKGIAI WORKSは、「多様性のある社会」の実現を目標とし、”IKIGAI”を様々な形で社会に繋げることを学生さんとともに目指して協働していきます。
このように、マッチングが成立した企業と学生の間では連絡先交換が行われ、今後の活動に向けた連携が期待されます。
運営側からは、昨年に比べて重複が少なく多様なマッチングが実現したことについて「いいマッチングになった」という声が聞かれ、イベントは大成功のうちに閉幕しました。
学生が社会と繋がり、自らの可能性を広げるだけでなく、企業にとっても若い力の新たな視点を取り入れる貴重な機会となりました。
【取材後記】

IKIGAI WORKS株式会社は、今年で4度目となるかちぞうzemi。例年とは趣を変え、今年は新たに「IKIGAI mandara」を用いた自己探求を主軸としたプロジェクトとして、京都産業大学 森口ゼミの大学生たちと共に歩むことになりました。偶然にも、大学2回生の学生たちは、私たち自身の子供たちと同じ年齢であり、この偶然に深い縁を感じています。
学生さんたちは、代表の熊倉を「パパ」と、渡辺を「ゆみちゃん」と親しみを込めて呼んでくださり、そのおかげでプロジェクトは和気あいあいとした雰囲気で進んでいます。今後の展開にどうぞご期待ください。
(※1)産学連携かちぞうzemiは、一般社団法人そばくりラボ主催の「かちぞう企画」の一つで、産学連携で価値創造にチャレンジする実践的なPBL活動(PBL:Problem Based Learning)として、より良い社会の構築を目指して価値創造するための実践的な調査研究活動に、学生と企業がチームとなり半年間かけて取り組みです。